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素材 : MATERIAL
良いスーツを作るための要となるのが素材。工場に入荷された素材は全てひとつひとつ丁寧に検反されます。 その後、織物に内在するひずみを取り除き整える、「縮絨」工程にかけます。
素材を見極め、丁寧に整えることで、品質の安定化と一層の向上を図ります。
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カッティング : CUTTING
生地を多少多く使いますが、生地の流れによる微妙な色違いをなくすため、一方方向裁断を行っています。CADデータでパターンを作成し、専用のマシーンや熟練した職人の手によって一着分ずつ丁寧に、正確に裁断していきます。
1着1着裁断されたパーツは全て同じチケット(番号)で管理され、同じ生地から裁断されたものが、1着になります。
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縫製 : SEWING
職人に受け継がれてきた縫製技術は創業以来のこだわりの一つです。中間プレスや特殊なミシン、熟練した職人の手仕事によって癖処理をしながら肩や首のカーブに合わせ、ひと針ひと針全て手作業で仕上げていきます。
職人による丁寧な作業が、着心地というデリケートなフィット感を生みだします。
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プレス・仕上げ : PRESSING
ハンドアイロンを使用し、手作業にて丁寧にシワを伸ばします。仕上げにドイツ ホフマン社製のプレス機を使用し、素材に合わせて蒸気量・プレス時間・瞬時に蒸気を引いて冷ますバキュームの時間を調整しながら仕上げます。
“90年”の技術力 About TRENZA
1931年に大阪で創業し、以来メンズクロージングの製造から販売まで一貫して手掛けています。「お客様の満足を最優先に」を企業理念に掲げる当社にとって、品質の追求は最大の使命であると考えています。いつの時代も社是の「着る人の幸せ 売る人の幸せ 造る人の幸せ」を果たすべく、国内縫製の高度な技術力によって生まれる品質と、最適なサービスを提供し続けています。
2021年、当社は創業90周年を迎えます。長い歴史に培われた高品質への矜持を胸に、これからもより多くのお客様に⽀持され続ける高級紳士服メーカーを目指して、より⼀層の品質とサービスの向上を実現していきます。
物づくりへのこだわり
平面の服地が立体的な服に。
その秘密は、上着の縫製工程が220を超えると一般的に高品質と言われるなか、330工程にも及ぶ職人の手間と時間をかけた仕立てにあります。
長い歴史に培われた実績
1899年に創業し、歴代のアメリカ大統領に愛用されてきた米国の<ヒッキー・フリーマン>と1983年にライセンス契約。紳士服の本場が認める上質な着心地と洗練を、日本のお客様にご満足いただけるようさらに磨き上げ、提供し続けています。
ヒッキーフリーマンの製品を見る60年以上の永きにわたり世界のモードをリードし続ける伊国<ミラ・ショーン>。そのブランドアイデンティティは「美のエッセンス」として今も息づいています。
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